茶柱は吉


これは今でもよく言われていることですが(?!)、
茶柱が立つのは滅多にないから、非常に縁起がいいというもの。

しかし、筆者は今まで一度も茶柱を見たことがありません。
お茶は好きですが、いつも“ティーバッグ”または“缶”だから。

なんでも、茶柱は 安いお茶 のほうが立ちやすいそうです。

“ハムカツ” もそうです。
安くて、薄くて、色鮮やかなピンク色のハムを使ったほうが美味しいです。
肉の厚い高級なハムではサクッと揚がらず、おいしくありません。
ハムカツは庶民の味なんだな〜 と思う、今日この頃です。

−後日談−

茶柱が立つのは「棒茶」という、あまり精製されていないお茶なのだそう。
そうゆうお茶は、商品価値が低いので、店先には並ばないとのことです。

でも、そういうお茶でも「茶柱の立つお茶」って名付けて
売り出せば、けっこう売れると思うけどなあ。

“はねだしのり”みたいに・・・、ねぇ?




夜越しの茶は飲むな


お茶関係の迷信をもう一つ。
これは、“前日使った茶っ葉で、お茶を入れるな!”というものです。
酸化したり、虫がわいたり、カビが生えたりするのでしょうか?

こんなことを言うのは、わが家だけかと思っていたら、
結構、私の友人も知っていたので、驚いた記憶があります。

でも、寝る前にどうしようもなくお茶が飲みたくなる時ってありますよね。
1杯や2杯飲んだだけで、まだまだ使える茶っ葉なのに
翌朝になったら使っちゃいけないなんて、なんかもったいないですね。

こんなお便りをいただきました、ありがとうございます!!
これは、一晩越えのお茶では良くない成分が出てしまうようですよ。
(どんな成分かは忘れました。役に立たなくてすみません。)
「伊藤園」というメーカーがお茶のペットボトルを出したときにも、
この言葉を引用して、それを、解決した・・・
意の事をアナウンスしていました。

その後、以下のような趣旨のメールをいただきました
『夜越しの茶は飲むな』 というのは、
お茶の苦みのもとになるタンニンが酸化するため。
酸化したタンニンは胃壁を刺激するので体に良くないのです。
タンニンは緑茶だけでなく、ほうじ茶やウーロン茶、紅茶にも含まれています。

ところで、ペットボトルのお茶は、タンニンの酸化を防ぐビタミンCが添加され、
さらに、ボトル詰めするとき、ボトル中の空気を除いてしまうので、
開栓するまでは、「夜越しの茶」にはなりません。



   
  食事・食物編